御挨拶
特定非営利活動(NPO)法人日本不妊カウンセリング学会としての飛躍に当たって-ご挨拶-
特定非営利活動法人日本不妊カウンセリング学会
前理事長 佐藤孝道
日本不妊カウンセリング学会は東京都の認証を受けて、2005年11月1日特定非営利活動(いわゆるNPO)法人として登記を行い、新たなスタートを切りました。
特定非営利活動法人日本不妊カウンセリング学会は、「広く一般市民を対象に妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、また特に不妊で悩んでいる人々に対して、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの発展と普及を図ると共に、不妊カウンセリング・ケアに係わるさまざまな研究や実践を通して、この法人が定め公表する認定基準のもとに不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの養成講座の開催や認定を行い、もって国民の医療・福祉の向上に寄与することを目的」(定款第3条)として、いままでにもまして不妊カップルだけではなく広く国民に開かれた学会として社会に貢献してまいります。
本学会は、学術集会や学術雑誌の発行だけではなく不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの養成、認定を行ってきましたが、今後はさらに特定非営利活動法人の立場から、関係団体、機関との協力を深め、不妊カウンセリング・ケアの普及と発展、生殖医療や不妊についての正しい知識の普及、啓発にいっそう努めたいと考えています。
皆さまにおかれましては、いっそう気軽に、そして安心して本学会の活動にアクセスし、また期待して頂ければと思います。