不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター
不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター認定規定
- 到達目標(概要)
- 生殖医療に関する基礎的知識を有している
- evidenceに基づく不妊治療の基礎知識を有している
- 不妊患者の心理・社会的問題を理解している
- 不妊カップルの自立的決定を促すことができる
- Patient Centered Care(患者中心)の考えを理解し応用できる
- 情報の適切な伝え方を知っており、それを応用できる
- ARTのステップ、問題点、成績などについて理解しており、患者とさまざまの医療職種間をコーディネイトできる(体外受精コーディネーター)
- カウンセリングに関する基礎的知識を有しており、それを応用できる(不妊カウンセラー)
- 認定の条件
- 上記到達目標に到達していること
- 不妊カウンセラ-・体外受精コ-ディネ-タ-養成講座を3回以上受講していること
- 申請時NPO法人日本不妊カウンセリング学会の会員であること ※
- 不妊に関する職業、実践活動、研究に1年以上従事している専門職および 過去に不妊治療を1年以上経験しピア・サポートを志す者
- 初回受講より5年以内に認定を受けること
※2027年度(2026年11-12月)受験より、下記が追加されます
日本不妊カウンセリング学会学術集会に1回以上参加(現地参加)必須となります
- 認定の更新
- 認定の更新は、認定後5年ごとに行う
- 認定の更新条件は、下記の通りとする。 下記の点数を合計30pt以上取得していること
- 日本不妊カウンセリング学会への出席 10pt
【5年間のうち必ず1回は参加が必須】
※2026年度(2026年6月)更新より以下に変更となります。
【5年間のうち必ず2回は参加が必須】
5年間のうち必ず2回は参加が必須(但し、1回はオンデマンド参加も可) - 日本不妊カウンセリング学会へ出席し発表(筆頭演者) 15pt
- 日本不妊カウンセリング学会へ出席し発表(連名者)※1学会1件のみ 10pt
- 日本不妊カウンセリング学会での発表(学会出席しない連名者)※1学会1件のみ 5pt
- 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座への参加 15pt
- 日本不妊カウンセリング学会が主催する講座への参加【基礎セミナー除外】 10pt
- 日本不妊カウンセリング学会誌に論文掲載(筆頭20pt、連名10pt)
- その他、本学会以外での不妊カウンセリングの発展や研究に寄与する活動(何件申請があっても最高5ptまで)
*日本不妊カウンセリング学会以外の生殖医療やカウンセリングに関連した学術集会への参加や発表、論文投稿
① 学術集会への参加・発表は、学術集会名、開催日時、参加者の氏名が記載された参加証または領収書の提出が必須
② 論文投稿は、掲載された論文の別刷りかコピーの提出が必須
点数は以下の点数の合計で計算します。 - 試験実施方法
- 筆記試験と面接試験を行う。
- 試験は、11月大阪、12月東京で行う。
- 受験料¥15,000 (消費税10% 1,363円を含む)
- 認定申請と同時に所定の方式に沿って振り込まれるものとする。不合格者に受験費用は返金しない。申請後何らかの理由でその年度内に受験されなかった場合でも、費用を返金しない。
(2023年5月25日改訂)