不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター
不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター認定規定
- 到達目標(概要)
- 生殖医療に関する基礎的知識を有している
- evidenceに基づく不妊治療の基礎知識を有している
- 不妊患者の心理・社会的問題を理解している
- 不妊カップルの自立的決定を促すことができる
- Patient Centered Care(患者中心)の考えを理解し応用できる
- 情報の適切な伝え方を知っており、それを応用できる
- ARTのステップ、問題点、成績などについて理解しており、患者とさまざまの医療職種間をコーディネイトできる(体外受精コーディネーター)
- カウンセリングに関する基礎的知識を有しており、それを応用できる(不妊カウンセラー)
- 認定の条件
- 上記到達目標に到達していること
- 不妊カウンセラ-・体外受精コ-ディネ-タ-養成講座を3回以上受講していること
- 申請時NPO法人日本不妊カウンセリング学会の会員であること ※
- 初回受講より5年以内に認定を受けること
- 不妊カウンセラーと体外受精コーディネーターの2つの資格認定を希望する者は、2つ目の資格認定試験は、1つ目の認定を受けた後に少なくとも2年以上をあけて取得することとし、かつその間に1回は養成講座の受講をしておくこと。 (認定後5年後の再更新時はそれぞれの資格に対して各30ポイントずつ必要とし、そのポイントは同じものを重複させることは出来ないものとする)
- 認定の更新
- 認定の更新は、認定後5年ごとに行う
- 認定の更新条件は、下記の通りとする。 下記の点数を合計30pt以上取得していること
- 日本不妊カウンセリング学会への出席 10pt
【5年間のうち必ず1回は参加が必須】 - 日本不妊カウンセリング学会へ出席し発表(筆頭演者) 15pt
- 日本不妊カウンセリング学会へ出席し発表(連名者)※1学会1件 10pt
- 日本不妊カウンセリング学会での発表(学会出席しない連名者)※1学会1件 5pt
- 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座への参加 15pt
- 日本不妊カウンセリング学会が主催する講座への参加【基礎セミナー除外】 10pt
- 日本不妊カウンセリング学会誌に論文掲載(筆頭20pt、連名10pt)
- そのほか不妊カウンセリングの発展や研究に寄与する活動
①日本不妊カウンセリング学会以外の学会での不妊カウンセリング関連演題の発表 5pt
②日本不妊カウンセリング学会以外が主催する不妊カウンセリング関連の研修会への参加 5pt
③日本不妊カウンセリング学会以外の学会誌・学術雑誌での不妊カウンセリング関連論文の掲載 10pt
④不妊相談やカウンセリングの実践(1~5pt)(施設以外からの依頼に限る)
点数は以下の点数の合計で計算します。(重複はしない)
- 試験実施方法
- 筆記試験と面接試験を行う。
- 試験は、12月~3月、大阪、福岡、仙台、東京で行う。
- 認定費用は¥15,000で認定申請と同時に所定の方式に沿って振り込まれるものとする。不合格者に認定費用は返金しない。申請後何らかの理由でその年度内に受験されなかった場合でも、費用を返金しない。
- 筆記試験で不合格の場合は、同年度内2回まで受験できる。追加費用を徴収しない。
- 面接試験での不合格の場合は、年度内の再受験はない。
(2017年8月4日改訂)