主催:西日本生殖看護グループ
後援:日本不妊カウンセリング学会
第3回西日本生殖看護グループ勉強会
性同一性障害を学ぶ
~多様な性を支える~
生まれ持った身体の性別と精神的性別が一致していない性同一性障害者(GID)は国内に、数千人から数万人存在するといわれています。また、同性愛者と合わせると日本の人口の5.2%、学校では40人クラスに2人いるともいわれています。さらに性別変更者は2014年までに5000人を超え、年間800人台と増加しています。
GIDの当事者は自分の性に悩み、生きづらさや違和感を持ちながらも多くは声を上げられず、自己肯定感も低いまま思春期を過ごし、家族・周囲へのカミングアウトも困難なことが多いとされていますが、その実態は、実情はまだ多くは知られていません。
今回は異色のテーマですが、大学でGID研究に尽力され、臨床現場でもご活躍の縄田先生に特別講演をお願いすることができました。経験豊富な専門医師に直接お話を聞くことができるまたとない機会です!
生殖医療の現場をはじめ、一番身近な家族・学校・地域でどのような支援ができるのか、一緒に考えてみませんか?
日時:2016年10月30日(日) 13:00~15:00
場所:JR 博多シティ会議室 9階会議室2
講演:「GIDあれこれ:個々のケースを交えて」
講師:縄田 秀幸先生